
2012/3月
●3月(弥生)幼稚園の玄関に飾られる雛人形です。(2012.03.05更新)

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東日本大震災から1年になります。幼稚園の運営の様々な場面で、心が苦しくなる時があり、悩み多き1年でした。福島県の園長先生のお話しでは、急激な園児減少でこの春はなんとかなってもこの先の1年が果たしてどうなるか、と不安そうな表情でお話しをされていました。まだまだ、ボランティアや義援金を送る活動を続けようと、私立幼稚園の経営者の団体で話しあってきました。
この時期は、4月から入園するお子さんに制服や教材をお渡しし、新生活に向けての注意事項などをお伝えする「新入園児保護者会」が行われます。また、4月の入園後にスムースに生活に溶け込めるように「慣らし保育」を数日行ったりしています。この保護者会の中で地震等の災害発生時のことをお伝えしていますので、参考にしていただけれ幸いです。
【大地震が発生したら】
白幡幼稚園(新園舎)・幸ヶ谷幼稚園(全3棟)は共に耐震構造となっています。また、緊急地震速報に対応した電話システムとなっていて、日頃より防災避難訓練を行っています。
万が一、在園中に地震が発生した場合は、幼稚園内で揺れがおさまるまで待機します。白幡幼稚園は海抜20mの地点にあり、さらに園庭から園舎屋上まで約7mの高さがあります。幸ヶ谷幼稚園は海抜12mの地点にあり、さらに園舎屋上まで10mの高さがありますので、揺れがおさまった後は園舎屋上にて津波に備えます。大地震発生後地区防災を中心とした避難所運営組織が設置された後は、その指示等により一時避難場所の地域防災拠点「白幡小学校」「幸ヶ谷小学校」へ避難をする場合もあります。
なお、広域避難場所は白幡:「岸根公園」、幸ヶ谷:「瑞穂町ノースピア本館前」となっていますが、どちらも多くの園児を連れて移動することは難しいと予想されますので園内にてお迎えを待つこととします。防災用の「飲料水」「非常食(柔らかいパン)」「毛布」などを備蓄していますが、停電になると冷暖房が使えず、長期間の避難には限界があります。そのため、安全が確保できた保護者の方は速やかにお迎えに来て頂きますようお願い致します。また、道路の渋滞・混雑がひどくなることが予想されますので、通園バスの運行はおこないません。通園バスに園児が乗車中は、速やかに園へ戻り保護者の方のお迎えを待ちます。
【帰宅困難の場合】
公共交通機関が不通になり、ご両親が帰宅困難者となった場合で、幼稚園近隣にお子さんをお迎え、お預かりいただける親族・知人がいない場合は、幼稚園にて保護者の方のお帰りを待ちます。
【情報伝達の件】
地震発生後、固定電話、携帯電話など全ての電話がつながりにくくなります。緊急メールの発信が可能な場合は、メールで情報提供いたしますが、メール着信もなく、園に電話をかけても不通の場合は園までお迎えをお願いします。
緊急メールは入園後登録をして頂いています。台風などの悪天候により臨時休園になる場合など急な連絡の為に利用しています。(緊急メール導入後は、従来の電話連絡網は無くなりました。)
【白幡幼稚園B棟園舎耐震補強工事のお知らせ】
白幡幼稚園では、大震災後B棟園舎の耐震性能を確認するため、昨年7月〜8月の夏休みを利用して、1級建築士に依頼してB棟の耐震性能調査を行ってまいりました。その結果、B棟園舎は1階が鉄筋コンクリート造、2階が鉄骨造になっており、1階については、耐震性能は問題なしとのことでしたが、2階については一部補強が必要との診断結果が出ました。そのため、4月に間に合うよう3月から春休みを利用して耐震補強工事を行うことになりました。
《工事内容》
主に鉄筋(ブレース)を十字にクロスさせて補強する工事を2階の5か所の壁に施します。この工事に伴い床・天井を張り替えリニューアルも併せて行います。又この機会に1階ホールの床もフローリングに張り替え、トイレも改修をしてリニューアルを行います。
夏休みのような長期休暇中に行うことも考えましたが、依然地震発生も多く子どもたちが安全にそして保護者の皆様が安心してお預け頂けるようにと考え、急ですがこの時期となりました。
この工事が完了することで、白幡幼稚園・幸ヶ谷幼稚園の全ての建物の耐震性能についての不安が無くなります。
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